Skip to main content Skip to navigation

Met-Flow

シングルセル代謝解析の手法

 

白血球の免疫応答誘導能は、同化代謝と異化代謝の複雑な相互作用によって支えられています。代謝を再プログラミングすることで環境の変化に対応する白血球の能力は、エフェクター機能にとって不可欠です。しかし、現在の手法では、この代謝経路ネットワークを不均一な集団内においてシングルセルレベルで調べることはできません。フローサイトメトリーを利用したMet-Flowを用いれば、複数の経路に関与している重要なタンパク質や律速酵素を標的にすることで免疫細胞の代謝状態を明らかにすることができます。

 

 

多様な代謝プロファイルを測定するための新技術

 

抗体パネル、フローサイトメーター、高度データ解析ツールなどの新技術は、ヒト末梢血単核細胞における多様な代謝プロファイルと動的リモデリングを同時に測定するために開発されてきました。

 

BD Biosciencesは、世界的に有名な免疫学者でフローサイトメトリー専門家のDr. John Connollyによるウェビナーを主催しました。



このウェビナーで取り上げられた重要なトピックは次のとおりです。

  •  代謝性タンパク質と細胞表面タンパク質の染色と解析をシングルセルレベルで同時に行う方法とは?
  •  代表的な経路それぞれにおいて律速的かつ重要な代謝性タンパク質に対する抗体を用いた新規のハイパラメーターフローサイトメトリー法は、いかにして目的細胞種の代謝状態を明らかにできるか?
  • 免疫亜集団と特定の代謝経路に固有の相関関係を明らかにするために、さまざまな高度データ解析ツールをどのように使用すればよいか?

 

Listen to Dr. John Connolly’s webinar recording.

playIcon